サマリー
情報処理技術者試験の「エンベデッドシステムスペシャリスト」、H24(2012)春の合格者が使用したテキストを集計してみました。
結論から言うと、翔泳社の「情報処理教科書」が定番だった。
情報処理教科書 エンベデッドシステムスペシャリスト 2019?2020年版
- 作者: 牧隆史,松原敬二
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2018/09/18
- メディア: Kindle版
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従って、2013-2014合格に向けて、合格者のおすすめ参考書を挙げるとすれば「情報処理教科書」ということになるだろう。
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集計結果
■合格者の使用テキスト集計結果
No | 版元 | 書籍名、略称 | 使用者数(のべ) |
---|---|---|---|
1 | 翔泳社 | 情報処理教科書 | 11 |
2 | アイテック | アイテック本試験問題 | 3 |
3 | アイテック | アイテック午後重点 | 3 |
4 | - | 過去問(*1) | 3 |
5 | 東京電機大学出版局 | 午前 試験問題集 | 1 |
*1:単に「過去問」と答えた人。
集計結果のまとめ
翔泳社の「情報処理教科書」がダントツ1位だった。(No.1)
アイテックの過去問集と午後対策本が同数で2位だった。2位と言っても1位から10票以上差。(No.2,3)
また、集計結果の使用者数(のべ)合計は17人となっており、1人平均約1.2冊のテキストを使っていた。
分析
上記のまとめから簡単に分析すると、17人中11人(64%)とほとんどの合格者が「情報処理教科書」を使っていることが判る。
結論
結論としては、翔泳社の「情報処理教科書」が定番だった。
その他感想など
他の高度試験同様、参考書の数自体が少ないので選択肢が限られてしまう。
そんな中、情報処理教科書を使った合格者が多いのは、このシリーズに一日の長があるのだと思いました。