マツダの復活劇を書いた本、「マツダはなぜ、よみがえったのか?」を読んでみました。
読みやすくて面白かったです。派手なゴーンさん率いる日産の復活劇に比べ、同じ外資の力を借りて地味な復活したマツダの復活劇を綴ったもので、RX-8の開発秘話から外資による経営改革まで書いてあるので、自動車業界本としても面白いと思います。
自動車業界といえど一般消費者向けのメーカなので、製造・開発、販売・マーケティング、経営という三本柱が中心になるのですが、やっぱ開発費や販売価格が家電とかに比べると高いので、経営がぶれると一気に財務状態が悪くなって困るんだなぁみたいな話でした。
ただ、2004年の本なので話の鮮度としてはちょっと古いかな。。。あとマツダのあのタマゴみたいなエンブレムは、ロータリーエンジンを模したものだと初めて知りましたw
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