「金哲彦のマラソン練習法がわかる本」を読んでみました。
面白かった。内容はタイトルまんまですが、この本の特徴は、ランナーのレベル別の小話と、レベル別の練習法が書かれている点です。
レベルというのは、「マラソン初めての人」「サブ4を目指す人」「サブ3を目指す人」という3つのレベルで、それぞれ「バリキャリOLが初フルマラソン完走を目指す話」、「メタボリーマンがサブ4をめざす話」、「走り慣れてる人がサブ3を目指す話」という小説風小話と練習スケジュール付きメニューが書かれています。
(フルマラソンを4時間以内で走ることをサブ4、3時間以内で走ることをサブ3と言います。)
ちょうど最近「サブ3を実現する練習メニュー」ってどういうのがいいか知りたかったので、このレベル別メニューは判りやすくて良かったです。曰く、サブ3を実現する上で最も重要なのはペース感覚。1km4分15秒以内のペースをいかに楽に、イーブンペースをキープして走るか。このペース感覚を体得することに尽きる、と。もう一個大事なのは、ピーキング。なるほどなるほど。
☆☆☆☆★