ぼからん#30

今週のぼからん見ました。

ぼかりすはまだで、トピック的には【baker×OSTER】のリミックスプロジェクトが。いいですね。一般的に、作詞・作曲に比べて、編曲・アレンジ・ミックスという工程は少しクリエイティブさに欠ける扱いなのですが、むしろ、ポップソングの価値を左右するという意味では歌詞よりも重要なわけだから、こういったプロジェクトによって既存の曲が再評価されるきっかけとなるのは当然と言えば当然だと思う。

人が「いい曲だな」と思うには、色々な要素があるが、メロディ>編曲・アレンジ>ボーカル>PV>歌詞>ダンス、ぐらいの順番だと思う。「これいい歌詞だな」という感想を抱くのは、メロディに惹かれてから大分あとの話で、もちろん、例外がないわけではないが、ミスチルの「終わりなき旅」やRadiohead の「Creep」みたいに、はじめて聞いた時に「歌詞がすごい」という印象を抱くのは、すごい例外だろう。そういう意味では「みくみくにしてあげる」もメロディに負けない歌詞のパワーがある曲だと思う。

Capsuleの「プラスチック・ガール」も聞いたことあったけど特に思い出さなかったし、Perfumeの「セラミック・ガール」やFSSの「プラスチック・スタイル」みたいな、無機質さの表現というのは似通ってしまうということではないかしら。

「Carol」も含めて、僕がピックアップした曲を並べてみると、僕はピコピコした音楽が好きだという傾向が丸わかり。