「世界の下半身経済が儲かる理由―セックス産業から見える世界経済のカラクリ」

世界の風俗産業について経済的な観点から考察した本。

前に読んだ『「夜のオンナ」はいくら稼ぐか』とだいたい同じ感じだったので、これから読む人はどっちか読めばいいと思います。

この本のオリジナルな部分としては、売春を合法か違法とするかで世界の国は大きく分かれていて、違法とすると地下組織の資金源となって全てがどんどんダメになるので、合法化してきちっと管理した方がいいという話は、説得力があると思いました。

たしかに、こないだの米国の高級売春組織摘発の話とか聞くに、違法化してもムダな気がする。。。