「タイム・リープ―あしたはきのう」

一週間を行き来する高校生の女の子の話。目が覚めると、まず「今日は何曜日?」という具合。

いつもお世話になっている超映画批評の前田有一が薦めていたので読んでみたんですが、すごく読みやすくて面白い小説でした。

ちょっと軽すぎるきらいもありますが、プロットは練りに練られている。これに犯人の意外性が加われば立派なミステリになったのに・・・。

北村薫の「時と人」シリーズ三部作(スキップ、ターン、リセット)とか、映画バタフライ・エフェクトあたりと並ぶ傑作。