読書

「戒厳令下の新宿: 菊地成孔のコロナ日記 2020.6-2023.1」

戒厳令下の新宿: 菊地成孔のコロナ日記 2020.6-2023.1作者:菊地 成孔草思社Amazon書籍「戒厳令下の新宿: 菊地成孔のコロナ日記 2020.6-2023.1」を読んだ。やや面白かった。2000ゼロ年代はよく菊地さんのライブを色々見に行ったが、ラジオが終わってしまって…

「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。」

岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。作者:ほぼ日刊イトイ新聞株式会社ほぼ日Amazon岩田さんのインタビュー本を読んだ。面白かった。だいたいネットでも読めるもので、ネットの対談形式の方が読み応えがあったような気がするが、本としてまとめたのは…

「八ヶ岳南麓から」

八ヶ岳南麓から作者:上野 千鶴子山と渓谷社Amazon八ヶ岳南麓のエッセイ本「八ヶ岳南麓から」を読んだ。面白かった。北杜市は、旅行者や移住希望者にこの本をどんどん配るキャンペーンをやったほうがいい。あとついでに八ヶ岳パン屋マップ(観光案内)も更新…

「氷室京介ぴあ」

氷室京介ぴあ (ぴあMOOK)ぴあAmazon「氷室京介ぴあ」を読んだ。面白かった。ライブハウス武道館の話とか、BOOWYへの思いとか、25年分のキャリアについて、かなり細かく話してて楽しめた。40,000字インタビューとファンからの質問100がメインの記事だった。wi…

「「低学歴国」ニッポン」

「低学歴国」ニッポン (日経プレミアシリーズ)日経BPAmazon新書「「低学歴国」ニッポン」を読んだ。面白かった。小中高大学まで、最新の学校教育に関する課題や問題をまとめてあって、とても面白かった。いま教育問題を議論すべき人が読んでおくべき教科書。…

「少年と犬」

少年と犬 (文春文庫)作者:馳 星周文藝春秋Amazon馳星周の「少年と犬」を読んだ。面白かった。なんか緩い内容かなと思ったら、ちゃんとミステリな内容の短編集で、かつ、犬の良さを物語にしてて、未だに不夜城のイメージが強い馳星周は芸達者だなぁと思った。

「ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論」

ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論作者:デヴィッド・グレーバー岩波書店Amazon「ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論」、1章だけざっと読んだ。イマイチだった。ブルシットジョブというもの自体は面白いのだが、本としてはちょっ…

「billboardを呼んできたサラリーマン」

billboardを呼んできたサラリーマン 電鉄会社の傭兵たちが作った夢の棲家作者:北口 正人ダイヤモンド社Amazon「billboardを呼んできたサラリーマン」を読んだ。面白かった。外タレブッキングの具体的な話が面白い。 ライブハウスは和製英語で、ブルーノート…

「東京大田区・弁当屋のすごい経営」

日替わり弁当のみで年商70億円スタンフォード大学MBAの教材に 東京大田区・弁当屋のすごい経営作者:菅原 勇一郎扶桑社Amazon玉子屋の本「東京大田区・弁当屋のすごい経営」を読んだ。やや面白かった。玉子屋という中小企業の著書なんてなかなか読めないので…

「日本史の謎は「地形」で解ける」

日本史の謎は「地形」で解ける (PHP文庫)作者:竹村 公太郎PHP研究所Amazon「日本史の謎は「地形」で解ける」を読んだ。面白かった。比叡山の地形の意味や、鎌倉時代の京都のスラムっぷり、頼朝湘南ボーイと、面白い。ブラタモリの新書版だなぁ。岡崎矢作川の…

「徳川家康の江戸プロジェクト」

徳川家康の江戸プロジェクト (祥伝社新書)作者:門井慶喜祥伝社Amazon「徳川家康の江戸プロジェクト」を読んだ。やや面白かった。戦前の戦国大名も面白いが、1600年以降も面白い。江戸の街づくりや日本の経済流通システムの構築は島耕作的な面白さ。ただ、前…

「黒牢城」

黒牢城作者:米澤 穂信KADOKAWAAmazon「黒牢城」を読んだ。面白かった。歴史小説で本格ミステリ、って凄い。文体もよくこんなの書けるな、という感じで、これまでの学校ミステリと違いすぎて、びっくりした。直木賞でミステリランキング制覇って、凄いよなぁ…

「Dr.マシリト 最強漫画術」

Dr.マシリト 最強漫画術作者:鳥嶋 和彦集英社Amazon「Dr.マシリト 最強漫画術」を読んだ。面白かった。個人的な感想としては、漫画の書き方よりかは、鳥山明の冒頭漫画と対談、漫画ビジネスの話の方が、出版編集者社員という当事者から細かく語られていて、…

「可燃物」

可燃物作者:米澤 穂信文藝春秋Amazon米澤穂信「可燃物」を読んだ。面白かった。短編集。刑事物だが、警視庁でも神奈川県警でもなく群馬県警、捜査一課だが下っ端刑事ではなく管理指示する班長で、ちゃんと本格ミステリでもあり、県警組織の話もあり、警察小…

「深追い」

深追い (新潮文庫)作者:秀夫, 横山新潮社Amazon警察小説「深追い」を読んだ。面白かった。県警の色んな職種の警察官を描く横山秀夫先生の短編集はどれを読んでも面白い。旅行用文庫本として長い時間をかけて読み切った。

「警察官僚 ー0.2%未満のキャリアの生態」

警察官僚 ー0.2%未満のキャリアの生態 (祥伝社新書)作者:古野 まほろ祥伝社Amazon新書「警察官僚」を読んだ。面白かった。都道府県警の警察官については、フィクション・ノンフィクション含め色んなとこで書かれているが、警察庁のキャリア警察官の生態や具…

「専門医が教える 肝臓から脂肪を落とす食事術 予約の取れないスマート外来のメソッド」

専門医が教える 肝臓から脂肪を落とす食事術 予約の取れないスマート外来のメソッド作者:尾形 哲KADOKAWAAmazon書籍「専門医が教える 肝臓から脂肪を落とす食事術 予約の取れないスマート外来のメソッド」を読んだ。面白かった。脂肪肝患者のバイブル。この…

「This is 江口寿史!!」

This is 江口寿史!! (とんぼの本)作者:江口 寿史新潮社Amazonムック「This is 江口寿史!!」を買った。久しぶりに紙の漫画を買った。大友さんとの対談やライブドローイング実録が良かった。これYoutubeとかで流したら面白そう。が、この期に及んでもパパリン…

「OZmagazine 2023年7月号 鎌倉特集号」

OZmagazine 2023年7月号No.615鎌倉 (オズマガジン)スターツ出版Amazon「OZmagazine 2023年7月号 鎌倉特集号」を読んだ。途中の「江ノ電さんぽBOOK」は地図が見開き内にあって良かったが、他のページは相変わらず食べ物巨大アップ写真ばっかで、その店がどこ…

「リバー」

リバー作者:奥田 英朗集英社Amazon奥田英朗の小説「リバー」を読んだ。無茶苦茶面白かった。648ページの大長編だが、久しぶりに一気読みしてしまった。猟奇殺人を軸に描く警察組織群衆劇。警察組織の描写が丁寧で楽しめた。警察庁のキャリア官僚、栃木県警と…

「息が詰まるようなこの場所で」

息が詰まるようなこの場所で作者:外山 薫KADOKAWAAmazon小説風エッセイ(?)、「息が詰まるようなこの場所で」を読んだ。イマイチだった。大したストーリーもなく、感情移入できるキャラもなく、ただただ「全力2階建て」のタワマン記事が一冊延々続いてる…

「居場所。」

居場所。作者:大﨑 洋サンマーク出版Amazonエッセイ「居場所。」を読んだ。やや面白かった。ダウンタウンや芸人のマネジメント話や吉本の経営話は抑えめで、ふわっとした人生指南みたいなのが大半を占める。それ自体は可もなく不可もなくなんだが、もうちょ…

「エンタの巨匠 世界に先駆けた伝説のプロデューサーたち」

エンタの巨匠 世界に先駆けた伝説のプロデューサーたち作者:中山 淳雄日経BPAmazon「エンタの巨匠 世界に先駆けた伝説のプロデューサーたち」を読んだ。面白かった。最初は集英社の鳥嶋さんや日本テレビの土屋さんの話が読みたいと思っていたのだが、そっち…

「爆弾」

爆弾作者:呉 勝浩講談社Amazonミステリ小説「爆弾」を読んだ。やや面白かった。映画に向きそうなストーリーだなぁ。。。と言う感じの警察群像劇。警察群像劇でいろんな立場の警察官の思いが面白かったが、分散して誰にも感情移入できない。爆弾物と言うと、…

「K-POPバックステージパス」

K-POPバックステージパス作者:古家 正亨イースト・プレスAmazon古家さんの著書を読んだが、無茶苦茶面白かった。教科書には載らないニッポンの韓流文化・Kpopの歴史。配信のおかげで、音源聴きながら読めるのも良い。特に最後の章の苦労話が凄まじい。まあそ…

「黒石 新宿鮫Ⅻ」

黒石 新宿鮫Ⅻ作者:大沢在昌光文社Amazon「黒石 新宿鮫Ⅻ」を読んだ。面白かった。最後まで楽しく読めた。県警と警視庁の管轄の話や、警視庁でも所轄と本庁の違いとかをミステリ小説として丁寧に描いていて、楽しめた。逆に、警察内部のイザコザが薄い、長い割…

「刑事弁護人」

刑事弁護人作者:薬丸岳新潮社Amazonミステリ小説「刑事弁護人」を読んだ。面白かった。面白かったが、長かったなぁ。。。長い割に中盤の山場とかなく、3分の2が弁護士による証拠集めという名の捜査、3分の1が裁判だった。逮捕、勾留、送検、裁判と言う流…

「ハナコ(Hanako) 22年10月号 京都特集号」

Hanako(ハナコ) 2022年 10月号 [365日楽しい街、京都 表紙:永瀬廉]マガジンハウスAmazonハナコ(Hanako) 22年10月号、京都特集号を読んだ。面白かった。特に京都好き有名人の理想の1泊2日と言うのが良かった。これがミニコラムとイラストのみで勿体ない。実際…

「元彼の遺言状」

【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (『このミス』大賞シリーズ)作者:新川 帆立宝島社Amazon「元彼の遺言状」、第一章を読んだ。読みやすいがイマイチ。非常にヒキの強いオープニングで、ドラマ化される理由がわかる…

「20160118」

文藝春秋 2023年 1月号(創刊100周年 新年特大号)文藝春秋Amazon鈴木おさむ『小説「20160118」』を読んだ。面白かった。一番凄かったのは、ジャニーズ事務所の女帝がダメ出しのペーパーを送りつけるところが最高だった。