「真相」

横山秀夫の短編集「真相」を読んだ。
面白かった。
相変わらず読みやすく、どれもそこそこ面白い。
ただ今まで読んだ著者の他の警察系短編集に比べるとちょっと普通っぽい印象だった。

「Empire/エンパイア 成功の代償 シーズン2」

米国ブラックミュージック音楽業界のドロドロを描いたドラマ「Empire/エンパイア 成功の代償 シーズン2」を見ました。
面白かった。
相変わらず音楽がいい。
ミュージカルのごとく曲が流れ、登場人物たちが歌うが、いい曲だと思った。
トーリーはめちゃくちゃというか、音楽業界がめちゃくちゃだから、それをドラマにしたらこうなるのだろうか。
シーズン3を見越した終わり方というか、最終回じゃないよこれ。。。という終わり方だった。

「確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力」

USJの元マーケティング責任者の森岡毅さんとシニアアナリスト今西さんの著書「確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力」を読みました。
面白かった。
全体的に数学マーケティングの本なので、やはり数式や細かい話は読みづらいが、具体的なエピソードやケーススタディ的な話は面白かった。
著者の他の本を読んでから読んだ方がより入り込めるかと思いました。

「リップヴァンウィンクルの花嫁」

リップヴァンウィンクルの花嫁」の映画版を見た。
イマイチ。
前回見たserial editionとはちょっと違うストーリーな気がしたが、登場人物がだいたいイライラするのは変わらず。
にしても主人公がいちばんイライラするんだよなあ、、、なんなんだろこれ。

「シンデレラ」

アニメ映画「シンデレラ」を見ました。
面白かった。
古いディズニーアニメらしくよく動くし、ストーリーもコンパクトにまとまっていて退屈しなかった。
おおまかなストーリーは知ってましたが、細かいところは知らなかったので、色んなシーンが意外性に富んでいて楽しめました。
シンデレラの継母(?)や姉たちが非常に嫌なやつで、ちょっと見ててしんどかった。

「不信 ~彼女が嘘をつく理由」

stage.parco.jp

三谷幸喜作・演出の芝居「不信 ~彼女が嘘をつく理由」を観た。

イマイチだった。

役者の演技は良かった。優香さんの狂気をかいま見せる弾けた演技は見応えがあった。

それに比べてストーリーが弱い。

まず、まともな人間が誰もいないので、感情移入できるキャラクターがいない。そのため、変な人が集まっただけのストーリーになってしまっている。

まいた種は回収するというか、作中の表層的なネタは割れるのだが、なんでこんな変なやつが集まったのかという根本的な謎は一切解決しない。

みんな本当は狂気を持っている、みたいな話なのかもしれないが、やはりワトソン役や探偵役がいない話は、しんどい。消化不良。

多くの台詞があとの伏線になっているのだが、それが露骨というかわかりやすすぎて、先の読めない展開というのがなくて、面白くない。

このお芝居で一番びっくりしたのはラスト。この後、話が盛り上がると思ったらいきなり終わって「え、これで終わり!?」という驚きが最大の驚きだった。

(あと上演後、ロビーに山ちゃん(山寺宏一さん)がいたのも驚いた)

これ観て次作の「子供の事情」を観ようかどうか迷ってしまった。(チケット高いし)

あと、上演中天井からカチカチ謎の音が断続的に続いてうるさかった。スモーク炊く音だろうか。

それに合計120分しかやらないのに、60分*2幕に分ける理由もよくわからない。途中で緊張感が途切れてしまった。

「全面改訂 ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド」

改訂版「ほったらかし投資術」を読んだ。面白かった。が、書き手が入り組んでいて判りにくかった。初版みたく書き手を章ごとに分けた方が良かった。
巻末のETF運用者インタビューは面白かった。